2016.10.31 Voice #004

全国巡業企画RoundTrip2016秋 滞在地域の方々にお話を伺いました!

居住や活動などの拠点を各地で開拓したい方などが1台のワゴンに乗りこみ、各地を巡る全国巡業・拠点開拓企画「RoundTrip」。
第三回目となる「RoundTrip2016秋」では今年9月のシルバーウィークを挟んで福井、富山、山形、千葉、名古屋、岐阜を周り、地域と人をつなぎました。今回滞在地域の中から3地域の受入担当者の方にRoundTripを受け入れられた経緯や感想など伺いました。

富山県氷見市 
山下健太郎さん(氷見市地域おこし協力隊、納屋から始まる”あいうえお”プロジェクト)

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-氷見市では氷見市地域おこし協力隊の山下さんに受け入れて頂き、音楽スタジオなどへの利活用が進められている納屋の床張りや、移住者の方が地域の人が集まれるコミュニティスペースとして利活用を検討されている家の床の解体などをさせて頂きました。氷見市滞在の受入ご担当者としていかがでしたか?
 
山下:想定してた以上にいろんなことが進んでくれた感じですごくありがたかったです。あとはもうみんな楽しそうにやってくれてるのが、一緒にやってて良かったです。

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-普段は1人とか2人とかで作業されてることが多いんですか?
 
山下:そうですね。人を呼んで4,5人くらいでやるときもあるんですけど、ここまでの人数でワァーって作業することは少ないので良かったです。
  
-山下さんには去年行った第1回目のラウンドトリップのときも受け入れて頂きました。丸1年経って今回も受け入れようと思って頂けたのはどうしてですか?
 
山下:納屋もそうですし、氷見市まちづくりバンク(商店街の空き店舗を活用した市民のまちづくり活動の拠点)も1年前に来てもらって、またそれからどれだけ変わってるのかっていうのを見てもらいたかったっていうのもありますし、あとは新しい人に来てもらいたいっていうのもあったし、前回来てもらったときにいろいろやってもらって楽しかったので、今回も来てもらおうかなっていうことで応募しました。
 
-エントリーが早かったですもんね。公募してすぐに申し込んで頂いて。
 
山下:とりあえず日程表のなかに9月にやるだろうと思って前々から日程を空けといたんです。
 
-そうなんですか!じゃあまた来年も日程押さえるって感じですかね(笑)
 
山下:そうですね。
 
-今回滞在させて頂いて地域の方にもお会いさせて頂きましたが、ラウンドトリップが来たことによって良かったことなどはありますか?
 
山下:地域のいろんな人に実際に触れてもらいたいなと思って、滞在中の2日間いろんなところを見て頂いたんですけど、地域の表面的なところじゃなくて、ちょっと面白いなってところを見て頂けたかなって思っています。そういうところを見てもらうなかで、僕自身もそこまで深く入れてなかったところに思い切って行ってみようかなという感じのとこもありました。それでまた、入ったお店の方とかに地域外のいろんなところから人が来てるっていうのを感じてもらえたっていうことは、すごいよかったかなっていうふうに思います。
 
-来年またラウンドトリップをやることになったら受け入れて頂けますか?
 
山下:もちろんですね。いいことだと思います。納屋もまたさらに変わっていくと思いますので、それも見て頂きたいですし、他にも何かやることがあったらそちらもお願いしようかなという感じです。
 
★今回RoundTripで作業させて頂いた納屋では、来年2月10日(金)~2月12日(日)に改修合宿を行う予定!納屋を音楽スタジオにするため遮音壁の部屋を作ります。詳細・参加申し込みは「納屋から始まる”あいうえお”プロジェクト」のサイトをチェック!

千葉県我孫子市 
加藤英之さん(我孫子国際野外美術展 出展作家兼ボランティアスタッフ)

-我孫子市では今年19回目となる「我孫子国際野外美術展」の事務局に滞在させて頂き、美術展会場のひとつである竹林の整備をさせて頂きました。今回ラウンドトリップを受け入れようと思った経緯について話して頂けますか?
 
加藤:友人がラウンドトリップの運営スタッフをしていて、彼からラウンドトリップの話を聞かせてもらって。それで自分が住んでいる地域では我孫子国際野外美術展っていうのをやってるので、そちらにぜひ来てもらいたいなと思いました。みなさんに来てもらう中でこの我孫子国際野外美術展の情報発信もしてもらえるかなということも期待して受け入れさせて頂きました。
 
-実際受け入れてみてどうでしたか
 
加藤:チカラがすごいなと思いました(笑)。竹藪の伐採とかもうがっつり作業系の活動だったんですけども、とても助かりました。

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-今回ラウンドトリップを受け入れたことで作業面以外での地域の人とかに対する良かったことなどはありましたか?
 
加藤:僕のほうでも事前にこういう人たちが来ますっていう情報共有とか情報発信とかしていて、交流会に来た地域の方とかも「今日来るんでしょ」みたいな感じでワイン持って来てくれたりして。そういったところで地域の方、美術展に関わる方と交流したりっていうのはできたかなと思います。滞在中の二日間とも遅くまでみんなで交流して、非常に濃い時間を過ごせたし、みなさんにも濃い時間を過ごしてもらったのかなと思います。

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-そうですね。観光では味わえないような濃い時間を過ごしましたね。今回東京や神奈川県など我孫子市に近いところからラウンドトリップに参加して我孫子市を訪れた方も多かったので、今後も個別にでも来てくれたらいいですよね。
 
加藤:それは本当にうれしいですね。
 
-早速昨日もラウンドトリップ参加者が我孫子国際野外美術展で作品を出したいみたいな話で盛り上がっていたので、ラウンドトリップで滞在したことが縁作りのきっかけになればと思っています。今後ともよろしくお願いします。
 
加藤:はい、素敵なご縁をありがとうございます。
 
★「第19回 我孫子国際野外美術展」は11月6日(日)まで開催中です!

岐阜県白川村 
石井直記さん(白川村地域おこし協力隊)

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-岐阜県白川村では白川村地域おこし協力隊として活動する石井さんを受入担当者に、現在移住お試し住宅へと改装中の家の改修や雑穀の刈り取りなどさせて頂きました。ちなみに石井さんは2016年春に行ったラウンドトリップには参加者として乗られたんですよね?
 
石井:普段白川村のほうで移住促進を担当しているので、地方や地方に移住することに興味がある人にどうやったら出会えるのかとかそういうことを考えているなかで、ラウンドトリップという企画のことを知りました。移住だとか地方で住むことに関心がある人と一緒に車で地方を周るということで、参加者の方がどういうことを思って参加してるのかなとか気になって。滞在する地域も移住に力を入れているような地域もあったので、他の地域の取り組みも見れるというところで参加しました。
 
-そして今回は受入側になって頂いて、白川村で受け入れてくださいました。ラウンドトリップを受け入れようと思ったきっかけはどのような感じですか?
 
石井:きっかけとしては移住者を増やしたいっていう気持ちはあるんですけど、なかなか紹介できる空き家が少なかったりして、意外と今すぐ来てくださいと言えるような状況でもない部分がありまして。そうなってくるとまず必要になってくるのは、地域ともっと強いつながりをもってくれるような人との交流とかをもっと作っていきたいなと思ったんですね。白川村は観光地でもあるんですけど、観光スポットを見て周る方だけでなくて、地域にいる人と交流をもって、普段体験できないようなことをしてもらって、そういったところでより強い関係を築いていく人との交流を持ちたかったっていうのがあります。そういったことをやろうとするのに、この流動創生のラウンドトリップがぴったりだったので、滞在受け入れ先として申込みました。
  
-来た人と関係性を強く持ちたいということですけれども、今回その可能性を感じられましたか?
 
石井:可能性というか一緒にやった空き家の改修作業なんかは、思い出にはなるんじゃないかと(笑)。印象に残ればまた「こういうところがあるんだな」って、また違ういろんな広がりも見られるのかなと思います。

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-改修作業した家も私が以前に見た時は普通の民家だったのが、いつの間にか壁が剥がされたりしてて変わっていく姿が見えるのが面白くて、また完成したときに来たくなる感じですね。
 
石井:そうですね。それが空き家ワークショップをやってる一つの理由でもあって、そういう変化していくものを継続的に見てもらうことで、何回かに分けてでも来てもらえるきっかけになればなと思っています。そのなかで本当に住んでみたいと思った人に出会えればそれはうれしい限りだと思っているので、地域に入ってもらう入口として、いろんなバリエーションを僕らでも作っていければなと思っています。
 
-そういう思いで今回受け入れて頂いたと思うんですけども、実際受け入れてみてどうでしたか?
 
石井:本当に助かりました。普段少人数でやってるような状況のなかで「どうしても人手がいる」となっていた時に、ちょうどいいタイミングで来て作業してもらえて。本当にこんなことさせていいのかくらいの重労働をやってもらえたんですけど(笑)、そのおかげで今後の目途がつくところまで一日でできたので、本当に感謝しています。
 
-思っていたより作業は進みましたか?
 
石井:もう想像以上に進みました。先が見えたんで(笑)
 
-石井さんは前回のラウンドトリップでは搭乗者として、今回は受入側として関わって頂いたわけですが、こういった取り組みを行っている南越前町にはどのようなイメージをお持ちですか?
 
石井:もうすごいなって思います。出発と終着だけ南越前町に来てもらえばいい、あとはもう自由に周ってくださいと。結果的にそれが町のPRにもなっていたりして仕組みとしても良くできてて。ぜひ続けていくべきだと思います。
 
-もし来年もするとなったら白川村では受け入れて頂けますか?
 
石井:もう、ぜひ。今回もいろいろとやろうと思ってできなかったこととかもあったんで。
 
-今回白川村で滞在した方がまたラウンドトリップという形か、もしくは個人で来るという形かわからないですけど、また今後につながりを持っていけたらいいなと思います。今後ともよろしくお願いします。
 
石井:そう思います。宜しくお願いします。
 
★白川村では今回RoundTripでも作業させて頂いた空き家の改装作業を七日間連続で行う「七日間耐久!リノベマラソン」を12月1日~7日の期間で開催するとのこと。床張りや壁塗りなどにご興味のある方はぜひ。

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聞き手=中谷翔 編集・写真=山岸竜也

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